職場の服装や身だしなみに関する意識調査
従業員が仕事を選ぶ際にも重視
従業員の服装や身だしなみは企業の印象を左右する要素の一つです。
しかし、基本的に服装や髪型は個人の自由であり、
働き方の多様化が進むなかで職場の身だしなみに対する捉え方も変化しています。
そこで、 アルバイトを中心に、 働く人たちの意識や企業の対応について探ります。
服装の自由は賛成派が多数
就職情報サイトを運営するマイナビの「アルバイトの服装・身だしなみに関する調査レポート2026年」(4月公開) によると、
職場の服装や身だしなみの自由が認められることに対する賛成派は53.6%で、反対派の8.1%を大きく上回りました。
アルバイトをしている学生(高校生・大学生) に限定すると賛成派は66.9%に上ります。
賛成の理由 (複数回答) は、全体学生ともに「自分らしく働きたい」
「リラックスして仕事ができる」「職場の堅苦しさがなくなる」が上位に。
反対の理由(複数回答)は、全体は「動作性(動きやすさ等)・安全面・衛生面に影響がありそう」、
学生は「ふさわしい格好を選ぶ自信がない」がトップでした。
なお、職場での服装・身だしなみの自由が認められるべきだと思う内容(複数回答)については、
全体・学生ともに「髪色(茶髪はNG等)」「髪型(長髪はNG等)」「メイ ク」が上位となっています。
3社に1社がルールを緩和
次に、応募への影響について見ると、服装・身だしなみが自由である職場は
「応募意欲が上がる」と答えた割合は全体が51.3%、学生が66.0%でした。
また、「働くモチベーションが上がると思う」と答えた割合は全体が51.0%、学生が 59.3%となっています。
調査では
「特に学生は服装・身だしなみの自由が就業先決定や働く意欲に影響する可能性がうかがえる」
とまとめています。
企業側の対応については、直近5年間(2021~2025年)で従業員の服装・身だしなみの決まりを緩和した企業の割合が33.4%。
緩和の具体的な内容では「服装」が53.4%で最も多く、次いで「服装の色」が32.2%、「髪色」が30.7%で続いています。
緩和した影響については図表の通りで、良い影響の方が多い傾向にあるようです。
