転倒災害 (業務中の転倒による重傷)に注意しましょう
50歳以上を中心に、 転倒による骨折等の労働災害が増加し続けています。
<転倒災害の現状(令和5年)>
<主な要因>
1 つまずき
・作業場・通路に放置された荷物や商品につまずく→整理整頓の徹底
・通路等の凹凸につまずいて転倒 →作業場・通路の凹凸、 陥没穴等の解消
・作業場や通路以外の障害物 (車止め等) につまずく →適切な通路の設定、 障害物の 「見える化」
・何もないところでつまずく→体力の状況の把握及び身体機能の維持向上のための取組
2 滑り
・凍結した道路等で滑って転倒→従業員用通路の除雪・融雪
・作業場や通路に水・洗剤・油などがこぼれている→作業場に水・洗剤・油などがこぼれていない状態を維持する
<加齢等による転倒リスク・骨折リスクに気づく >
1 一般に加齢とともに身体機能が低下し、転倒しやすくなります。 →ロコチェックをしましょう。
2 特に女性は加齢とともに骨折のリスクも著しく増大します。→自治体などで骨粗鬆症検診が行われています。
3 身体機能のチェックや専門家による運動指導を受けましょう。→一定の要件を満たした中小企業事業者は、「令和6年度エイジフレンドリー補助金」が申請できます。