求職者のための社労士コラム

仕事時間や通勤時間の負担が寝不足の原因に



9月3日は秋の 「すいみんの日」です (春は3月18日)。
一般社団法人日本睡眠学会と公益財団法人神経研究所睡眠健康推進機構が
制定したもので、睡眠や健康増進への意識向上を目的としています。

そこでマイナビ転職の調査から、働く人の睡眠の実態と仕事への影響について見ていきます。

4人に1人が6時間未満

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」によると、
成人はおおよそ6~8時間が適正な睡眠時間と考えられ、
1日の睡眠時間が少なくとも6時間以上確保できるように努めることが推奨されています。

では、働く人の睡眠時間の実態はどうでしょうか。
転職情報サイト「マイナビ転職」が、「睡眠と仕事に関する実態調査」(4月公開)
で20代~50代の正社員に睡眠時間の実態を尋ねたところ、平均睡眠時間は6時間14分。
26.9%の人が「6時間未満」と答えていることから、
約4人に1人は推奨時間よりも睡眠時間が短いことがわかりました。

また、寝不足の頻度については、寝不足の日が
「週0~1日」の人が29.5%、「週2~4日」の人が38.8%、「週 5~7日」の人が31.7%で、
寝不足の状態のまま仕事に従事している人が一定数いると見られます。

睡眠は仕事の成果に影響

次に、寝不足の原因を見ると、「仕事時間の長さ・通勤時間の負担」と
「仕事人間関係のストレス」が最も多くなっています(図表参照)。

寝不足が仕事に与える影響については(複数回答)、
「仕事への意欲 (やる気) が湧かず、取りかかるまでに時間がかかった」(22.8%) が最多で、
次いで「注意力が散漫になり、 ケアレスミス (入 カミス・誤字脱字・忘れ物等)を した」 (21.8%)、
「会議中やデスクでの作業中に、強い眠気に襲われたり居眠りをした」 (21.8%) が続いています。
その上で睡眠が仕事に与える影響についての考えを聞いたところ (複数回答)、
「睡眠は、仕事のミスで周りに迷惑をかけないために 大事だと思う」 (62.5%)、
「睡眠は、仕事で成果を出すために大事だと思う」 (61.0%)、
「寝不足の人が多い職場は、職場の雰囲気に悪影響があると思う」(59.2%) が多い結果に。

調査では「半数以上の人が、睡眠は仕事を円滑に進めて成果を出すことや、
職場の雰囲気や人間関係のために重要と捉えていることが分かった」と述べています。

9月3日の「すいみんの日」にともない自治体や関連団体ではイベ ントなどが実施されます。
健康増 進や仕事の効率アップのためにも、社内で睡眠の大切さについて考えてみるとよいかもしれません。



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